俳句(通釈):あ~さ行(123句)

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  1. ■俳句(通釈):あ~さ行(123句)
  2. ■『受験国語 選択肢の判別 111の視点(無料)』
  3. 論理パズル
  4. 各種論理
  5. ■所収句作者の略歴(五十音順)
  6. ■所収句関連用語
  7. ■あ行
  8.  あおあおと空を残して蝶分れ(大野林火)
  9.  青蛙おのれもペンキぬりたてか(芥川龍之介)
  10.  あかあかと日は難面も秋の風(松尾芭蕉)
  11.  赤い椿白い椿と落ちにけり(河東碧梧桐)
  12.  赤い羽つけらるる待つ息とめて(阿波野青畝)
  13.  赤とんぼ筑波に雲もなかりけり(正岡子規)
  14.  赤とんぼ葉末にすがり前のめり(星野立子)
  15.  秋風に山羊をつないで雲遠し(富安風生)
  16.  秋風の吹きわたりけり人の顔(上島鬼貫)
  17.  秋空を二つに断てり椎大樹(高浜虚子)
  18.  秋たつや川瀬にまじる風の音(飯田蛇笏)
  19.  秋晴れや宇治の大橋横たわり(富安風生)
  20.  秋の夜や障子の穴が笛を吹く(小林一茶)
  21.  秋深き隣は何をする人ぞ(松尾芭蕉)
  22.  朝顔につるべ取られてもらひ水(加賀千代女)
  23.  朝顔や一輪深き淵の色(与謝蕪村)
  24.  紫陽花やきのふの誠けふの嘘(正岡子規)
  25.  荒海や佐渡に横たふ天河(松尾芭蕉)
  26.  あらたふと青葉若葉の日の光(松尾芭蕉)
  27.  蟻の道雲の峰よりつづきけん(小林一茶)
  28.  生きかはり死にかはりして打つ田かな(村上鬼城)
  29.  いくたびも雪の深さを尋ねけり(正岡子規)
  30.  池さびし菖蒲の少し生ひたれど(水原秋桜子)
  31.  いざ子ども走りありかん玉霰(松尾芭蕉)
  32.  いざ行かむ雪見にころぶ所まで(松尾芭蕉)
  33.  石仏誰が持たせし草の花(小林一茶)
  34.  無花果のゆたかに実る水の上(山口誓子)
  35.  一連の露りんりんと糸芒(川端茅舎)
  36.  一軒家もすぎ落葉する風のままに行く(河東碧梧桐)
  37.  犬よちぎれるほど尾をふってくれる(尾崎放哉)
  38.  妹を泣かして上がる絵双六(黛まどか)
  39.  芋の露連山影を正しうす(飯田蛇笏)
  40.  入れ物がない両手で受ける(尾崎放哉)
  41.  鰯雲人に告ぐべきことならず(加藤楸邨)
  42.  うかうかと我門過る月夜かな(夏目漱石)
  43.  鶯の身を逆に初音かな(宝井(榎下)其角)
  44.  鶯や茶の木畑の朝月夜(内藤丈草)
  45.  動くとも見えで畑打つ男かな(向井去来)
  46.  牛の子が旅に立つなり秋の雨(小林一茶)
  47.  うたたねの顔へ一冊屋根にふき(江戸時代の川柳)
  48.  埋火や壁には客の影法師(松尾芭蕉)
  49.  乳母車揺るる林檎を持ちつづけ(中村草田男)
  50.  うまさうな雪がふうはりふうはりと(小林一茶)
  51.  馬の子の故郷はなるる秋の雨(小林一茶)
  52.  馬ぼくぼく我を絵にみる夏野かな(松尾芭蕉)
  53.  馬をさへ眺むる雪の朝かな(松尾芭蕉)
  54.  海暮れて鴨の声ほのかに白し(松尾芭蕉)
  55.  海に出て木枯らし帰るところなし(山口誓子)
  56.  梅一輪一輪ほどの暖かさ(服部嵐雪)
  57.  梅が香にのっと日の出る山路かな(松尾芭蕉)
  58.  愁ひつつ岡に登れば花いばら(与謝蕪村)
  59.  遠足のおくれ走りてつながりし(高浜虚子)
  60.  負うた子に髪なぶらるる暑さかな(斯波園女)
  61.  大空に羽子の白妙とどまれり(高浜虚子)
  62.  大空にまたわき出でし小鳥かな(高浜虚子)
  63.  大ぼたるゆらりゆらりと通りけり(小林一茶)
  64.  落ち葉焚くけむりまとひて人きたる(水原秋桜子)
  65.  斧入れて香に驚くや冬木立(与謝蕪村)
  66.  おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな(松尾芭蕉)
  67.  折りとりてはらりとおもき芒かな(飯田蛇笏)  60句目
  68. ■か行
  69.  街道をキチキチととぶばったかな(村上鬼城)
  70.  柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)
  71.  学問のさびしさに堪へ炭をつぐ(山口誓子)
  72.  風邪の子が留守あづかるといひくれし(中村汀女)
  73.  風吹けば来るや隣の鯉幟(高浜虚子)
  74.  鐘ひとつ売れぬ日はなし江戸の春(宝井(榎下)其角)
  75.  川底に蝌蚪の大国ありにけり(村上鬼城)
  76.  枯枝に烏のとまりけり秋の暮(松尾芭蕉)
  77.  潅仏の日に生れあふ鹿の子かな(松尾芭蕉)
  78.  寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃(加藤楸邨)
  79.  黄菊白菊その外の名は無くもがな(服部嵐雪)
  80.  菊の香や奈良には古き仏たち(松尾芭蕉)
  81.  啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々(水原秋桜子)
  82.  君が手もまじるなるべし花薄(向井去来)
  83.  君火をたけよき物見せむ雪丸げ(松尾芭蕉)
  84.  行水の捨てどころなし虫の声(上島鬼貫)
  85.  桐一葉日当たりながら落ちにけり(高浜虚子)
  86.  草臥れて宿借るころや藤の花(松尾芭蕉)
  87.  雲の峰雷を封じて聳えけり(夏目漱石)
  88.  くろがねの秋の風鈴鳴りにけり(飯田蛇笏)
  89.  黒猫の子のぞろぞろと月夜かな(飯田龍太)
  90.  桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな(水原秋桜子)
  91.  鶏頭の十四五本もありぬべし(正岡子規)
  92.  月光ほろほろ風鈴に戯れ(荻原井泉水)
  93.  校塔に鳩多き日や卒業す(中村草田男)
  94.  金亀子擲(なげう)つ闇の深さかな(高浜虚子)
  95.  木枯に岩吹きとがる杉間かな(松尾芭蕉)
  96.  木枯の果はありけり海の音(池西言水)
  97.  凩や海に夕日を吹き落とす(夏目漱石)
  98.  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ(加藤楸邨)
  99.  この道の富士になりゆく芒かな(河東碧梧桐)
  100.  この道や行く人なしに秋の暮れ(松尾芭蕉)
  101.  小春日や石を噛み居る赤蜻蛉(村上鬼城)
  102.  是がまあ終の栖か雪五尺(小林一茶)
  103.  金剛の露ひとつぶや石の上(川端茅舎)
  104. ■さ行
  105.  棹さして月のただ中(荻原井泉水)
  106.  咲きみちて庭盛り上がる桜草(山口青邨)
  107.  山茶花を雀のこぼす日和かな(正岡子規)
  108.  匙なめて童楽しも夏氷(山口誓子)
  109.  五月雨やある夜ひそかに松の月(大島蓼太)
  110.  五月雨や大河を前に家二軒(与謝蕪村)
  111.  五月雨を集めて早し最上川(松尾芭蕉)
  112.  算術の少年しのび泣けり夏(西東三鬼)
  113.  残雪やごうごうと吹く松の風(村上鬼城)
  114.  閑かさや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)
  115.  下雲へ下雲へ夕焼け移り去る(中村草田男)
  116.  しづかなる力満ちゆき螇蚸とぶ(加藤楸邨)
  117.  島々に灯をともしけり春の海(正岡子規)
  118.  春園のホースむくむく水とおる(西東三鬼)
  119.  春暁や水ほとばしり瓦斯燃ゆる(中村汀女)
  120.  松籟や百日の夏来たりけり(中村草田男)
  121.  白露もこぼさぬ萩のうねりかな(松尾芭蕉)
  122.  白ねぎのひかりの棒をいま刻む(黒田杏子)
  123.  スケートのひも結ぶ間もはやりつつ(山口誓子)
  124.  すず風の曲がりくねって来たりけり(小林一茶)
  125.  すず風や力いっぱいきりぎりす(小林一茶)
  126.  雀の子そこのけそこのけお馬が通る(小林一茶)
  127.  雀らも海かけて飛べ吹き流し(石田波郷)
  128.  咳の子のなぞなぞ遊びきりもなや(中村汀女)
  129.  咳をしても一人(尾崎放哉)
  130.  蝉取りのぢぢと鳴かして通りけり(村上鬼城)
  131.  ぜんまいののの字ばかりの寂光土(川端芽舎)
  132.  空はさびしよ家あらば烟をあげよ(荻原井泉水)
  133. ■剽窃について

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【目次】
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■所収 句関連用語
■俳句の通釈(あ~さ行:123句)

【関連ページ】
■俳句・短歌(玄関):俳句・短歌の知識 ・旧暦 ・月の古称 ・いろは歌
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